28日のブログ

毎月28日に更新します。

高波動でいこう

 

またかよって感じですが、不眠になりました。しかも3週間。まじで長かった。

今までは長くても2週間弱だったのですが、今回ばかりはもう一生寝られないと思ったよね。

寝方忘れたし。ってか「寝方を忘れる」って考え方自体がもうゴリゴリの不眠思想なんですよ。睡眠って極めて生理的現象だから。

 

母がピアノを習ってるんですけど、家で練習しててリビング戻ってきた時に「練習してたら睡魔に襲われて眠くなってきちゃった~」って言ったんですよ。

それ聞いた私どうなったと思います?号泣したの。ヤバくない?その言葉だけで指先洗えるくらいの涙が溢れた。

30手前の女が号泣してる姿見るに堪えないよね。私も号泣しながら爆笑もした。

でも自分でコントロールできないことだからどうしようもなくて、本当につらかったんです。

母にはいまだに「あの時は本当にごめんなさい」と言われます。逆にごめんなさいだよ…。

 

ところで、最近Dr.ハインリッヒという双子の素敵お姉様コンビにはまっています。

インテリジェンスかつアカデミックな漫才がとても魅力的で、お二人のことは数年前から存じておりました。私は特に↓の漫才が好きです。

youtu.be

 

ある日「そういえばDr.ハインリッヒトーク観たことないな」と思い、YouTubeで動画を観るようになりました。

びっくりしたのは、お二人がタロット占いをやられていたことです。

去年の夏に西洋占星術(いわゆる星占い)の勉強をしていたのですが独学の限界を感じ、もっと手軽にできそうなタロットをちょうどやり始めようとしていたところでした。

よしもと漫才劇場公式YouTubeチャンネルからタロット占いの動画教材が見つかるなんて、まさに棚からぼたもち。でもこれ教材として観てるの私くらいだと思う…。

 

またお二人がやられている「ディアロークハインリッヒ」というトークライブがあるのですが、過去分が数本YouTubeにアップされているのでテレワーク中によく観ています。後に、私はこのトークライブに救われることになるのです…。

youtu.be

 

↑の回で幸さん(黒髪ボブ)が持病でもある「めまい」についてお話されていたところ、彩さん(茶髪ロング)が「波動が上がる前は体調不良が起こる」との見解をされていました。

 

 

 

 

 

それだ。

 

 

 

 

 

調べてみると、波動が上がる前の体調不良の例として「不眠」が挙げられていました。

波動については、7~8年前に通っていたマッサージ店のセラピストさんから教えを説かれたことがあります。

 

「波動は電車1車両分の範囲に影響を与えるから、たとえば満員電車に数分乗っただけでも影響を受けるよ」と。

 

その方は自分のお店で整体をやりつつ、プラスアルファでオラクルカードをやられていたり、スピリチュアル系のサロンのようなものにも参加していました。

私自身はスピリチュアル系の話に対してめちゃくちゃ興味があるわけでもなく、めちゃくちゃ嫌悪感があるわけでもなくいつもフラットに話を聞いていました。

 

四半世紀以上生きていると、人生における伏線回収に度々遭遇します。

今回もそのうちの一つ。まさか自分が波動の話に感銘を受ける日が来るとは。

あの時ちゃんと話聞いておいてよかったと思いました。

 

Dr.ハインリッヒのお二人は波動を上げる方法として「茹でた野菜を食べる、バッハを聴く、『コッペパン』と口にする」などを挙げています。

これは私の解釈ですごく簡単に言うと「日々のときめき」と表現できるでしょうか。

 

たとえば散歩をしていて目的地へ行くには右へ曲がるんだけど、どうしても左へ曲がってみたいことが私にはよくあります。

そういう時はだいたい時間に余裕があるので左に曲がってみるのです。そうするとこれがまたいい感じの喫茶店があったりするんです。

 

コンビニで季節限定の商品に妙に惹かれることがあります。

普段からたくさん買いすぎないように気をつけているのですが、どうしてもそそられるものは積極的に買うようにしてます。

直近で買ってよかったなと思ったのはセブンイレブン限定のシュガーバターの木 焼きりんご味です。おいしすぎて何度も買ったし、母にもあげた。

 

このように「物事を惰性で選択しないこと」は、波動を上げることにつながっていると感じます。

自分がやりたいと思ったことをやる。その瞬間のときめきを大切にする。

 

ただ「波動」と言われると、なんかちょっとだけ取っ付きにくい感じしませんか。

でもこれって人間関係で言えば「相性」なのかなと思います。

 

やっぱり、「自分は何をやってもダメだ」と思っている人とずっと一緒にいたら自分がおかしくなります。

私自身もネガティブな態度や言葉を見聞きすると体調が悪くなる時があります。

 

でもそれはその人自身がダメなわけではなくて、自分と相手の周波数が合わなかっただけ。

"波"は寄せて返すものなので、誰しも波動が高い時もあれば低い時もあると考えます。

ただ、自分が高波動の時に低波動に影響されてしまうのは避けたいものです。またお互いの周波数が近づいた時にチューニングすればいい。

そして「電車1車両分の範囲に影響する」ということは、自分の波動を高めておくと相手の波動も高まるということです。逆も然り。

「相性」は、その時々で変化するものだと感じます。

 

それまで私にとってはただの不眠でしたが、「波動が上がる前の不眠」へと発想の転換ができたことはメンタルの安定にもつながりました。

とにかく寝られないとメンタルに一番くるんですよね…。一気にポジティブな気持ちになりました。

このタイミングで観られてよかったし、お二人に直接お礼をしたいくらい感謝しています。

 

先日、有楽町の劇場でお二人のトークライブがあったので行ってきました。

大阪吉本所属なので、東京にお見えになるのは貴重な機会。すぐにチケットを取りました。

 

なんか、久々に感動した。最近は決まった人が出る決まったライブに行きがちだったので、正直ときめきがなかったんですよね。新鮮味がなかった。

去年の秋ごろからずっとライブの映像などを観ていたので、ご本人が目の前にいる…!という興奮がすごかった。確実に高波動を受け取りました。

でさ、お二人ともまじで美しいの。びっくりした。目玉割れると思った。

可愛いものは「目に入れても痛くない」と表現しますが、美しいものは「視界に入ったら終わり」です。(ホラー映画の予告)

 

今年はお二人からまた高波動を受け取るために、ディアロークハインリッヒを会場で観るのが夢です。

in 東京もやったことあるみたいだから東京でやってほしいけど、お姉様方のためなら喜んで大阪へ馳せ参じます。

 

昨日はTHE SECOND(結成16年以上のコンビのための賞レース)の予選でした。

Dr.ハインリッヒの対戦相手はスピードワゴンで残念ながら敗れてしまいましたが、獲得点数は僅差だったとのこと。

小沢さんはDr.ハインリッヒのファンらしいのでツーマンライブとか希望!

 

そして来年お二人がさらなる高みを目指せるよう、信徒である私も波動を高めておきたいものです。

 

ブチ切れたのち、安寧

 

「朝起きたら飲むお薬、飲んだら症状おさまるよ。それでも夕方は鼻水出たり目が痒くなると思う。今年は去年の10倍だからね。だからその時に使う点鼻薬と目薬も出しておくから。」

 

 

何を呑気なことを言っているのだろうか。診察室で私は心の中の首をずっと傾げていた。

12月から毎日薬を飲んでも全く良くならない喉・鼻の痒み、鼻水やくしゃみが果たしてこの薬で治まるのか甚だ疑問であった。

 

数年お世話になっていたアレルギー科の先生が退職されるとのことで、花粉症の相談ができる場所を急いで探す必要があった。

真っ先に思いついたのは、以前不眠になった時に受診したクリニック。(以下参照)

tongaripyon.hatenablog.jp

 

早速行ってみると、診察室に入った瞬間「久しぶり~」と言われた。我々は友達なのか。

たしかに、このクリニックへ行くのは約1年ぶり。かかりつけ医として地域に根差したクリニックでありたいという先生の想いが伝わってくる。

 

事の経緯を伝えると、「アレルギー検査ってしたことある?」と聞かれた。

そう、私は今までアレルギー検査をしたことがなかった。

 

ただ、花粉症ということだけは私自身を見てもらえればすぐに分かる人生だった。

年が明けるやいなや喉のザワザワとした痒みがし始め、悪化すると扁桃腺を中心に喉がプルプルに腫れ上がることもある。

2〜3月にはくしゃみ・鼻水・目の痒み・涙が止まらなくなり、生活に支障をきたす。特に小学生の頃はよく発熱もしていた。

毎日息をしているだけで褒めてほしい。ましてや働きに出ているなんて、自治体から表彰されてもおかしくない。

 

昨年11月ごろ、なんだか喉がムズムズした。早すぎる。これは明らかに年明けごろに感じなければならない症状だ。

12月にはとうとうくしゃみが止まらなくなり受診したところ当然まだ花粉は飛散していなくて、数週間にわたる激しい寒暖差によって粘膜が刺激されたことによるものだと言われた。

その日から抗アレルギー薬のザイザル・モンテルカストを服用する日々。

 

年末にはアレルギー反応のベースがもう仕上がっていた。そして1月には頭皮が痒くなるまでに悪化。

(もちろんアレルギー反応のせいで)涙が止まらず寝られない夜もあった。1日たりとも薬を切らしてはならない。そう思わせる出来事であった。

 

アレルギー検査は指に針を刺して血を採取し、20分ほどで結果が出るものだった。

再度診察室に呼ばれると、先生にこう言われた。

 

 

「スギだけだね~」

 

 

嘘だ、そんなわけがない。だって年明け前からあんなに喉が痒かったのに。くしゃみが止まらなかったのに。

通年のアレルギー性鼻炎や犬猫アレルギーもないらしい。猫を触ると至るところが痒くなったのはなぜ…?

猫が大好きで保護猫を飼いたいけどアレルギー疑惑で泣く泣く諦め、最近は猫に代わるペットを何にしようか一生懸命考えていたのに。ミーアキャットとか、チンチラとか。

猫飼えるじゃん。何だよ…。

 

今回処方されたのはビラノアという薬。効き目が強く眠くなりにくいと説明された。

冗談じゃない、そんな得体の知れない薬効くわけがない。

 

私はいつからこんな独りよがりになってしまったのだろうか。立派な花粉メンヘラである。

いくら医者とはいえ、私の症状も見ずに検査結果だけで簡単に決められてしまってよいのだろうか。私だって先生を信じたい気持ちはあるけど、信じられない。

でも飲んでみないことには効果も分からない。私は救いを求め、このクリニックへやってきたのだから。

飲み続けないと変化は感じられないだろうと思いつつ翌朝に服用し、その日は数時間散歩をした。

 

 

 

 

 

え、めっちゃ効いてね?

 

 

 

 

 

喉のジリジリとした痒みが一切なく、目立つ症状としては鼻と目の痒みだけ。鼻水もピタッと止まっている。毎シーズン一番気になっていた喉の痒みがおさまったのが奇跡に近い。これでメンタルがグラつく心配がなくなった。

しかも数時間外を歩いていたのにこれよ。まじすげぇ。24時間外出ても大丈夫かもしれない。

 

しかし、もはや信じたくなかった。昨日までの日々が馬鹿らしい。なんであんなに苦しんでいたのだろうか。

そのつらい経験が、私の人生に必要だったと言われても納得がいかない。

もっと早くこの薬と出会っていればよかった。そうだ、こういう時のためにあの言葉が存在するのか。

 

 ~君を知らずに100年生きるよりずっといい~

 

ビラノアは空腹時に服用すると高い効果を発揮するそうで、普段から朝食を摂らない私にとってはぴったりの薬だったようだ。

不眠の次は花粉症、またこのクリニックに救われる日が来るとは。

受診前に「舌下免疫療法とか勧められたらどうしよ〜!」とか言っていたら、本当に勧められた。今はまだ決断ができないが、花粉のピークが去ったら改めて考えようと思う。

 

 

 

もし花粉症で苦しんでいて今飲んでいる薬が合わないという人がいたら、セカンドオピニオンに頼るのは手だと思いました。

これだけ文句垂れておいて言うのもなんですが、私も「ザイザルより効く薬があるのではないか」という淡い期待を抱いていた1人です。

就寝前・起床時に服用するもの、1日2回服用するものなどいろいろな種類の薬があります。

しかしどの薬を処方するかはクリニックによって全然違うと思います。

悩んだら相談、合わなかったらどんどん次いってみよう精神でベストな方法探しましょう。

 

それでは皆様お大事に。

 

我が聖地・ラクーアの大規模リニューアルについて

 

私は生まれも育ちも東京都文京区。

正確に言えば生まれた病院は中央区ですが、退院後は今も住んでいる実家にすぐ戻りました。

 

文京区は都内屈指の文教地区で、治安が良く子育てがしやすい街と言われています。

治安の良さはずっと感じています。人がたくさんいるわけではないのに、夜道も安心して歩けます。

もういい歳なのでそろそろ一人暮らしを始めようかと考えているのですが、ここ以上に住みよい環境があるのか…?と思うとなかなか文京区から出られません。

 

そんな愛区心の強い私にとって、いや、後楽園エリアを利用する人々にとってホットな情報が入ってまいりました。

www.mitsuifudosan.co.jp

 

ついに全貌が見えました。ラクーアおよび東京ドームシティの大規模リニューアルです。

 

昨年より続々と閉店する店舗、気づいた時には私の大好きな東京純豆腐も蛻の殻になっていました。

かつてケンタッキーフライドチキン~東京純豆腐~リトルマーメイドがあった並びの壁には「2023年、ラクーアは生まれ変わります!」的なキャッチコピーが書かれています。

こんなに閉店してしまって、一体どうなるんだ…。

 

不安は一瞬で消えました、期待しかないリニューアル内容に心躍らせています。

ラクーアだけでなく東京ドームシティ全体のリニューアルということで、少し前に発表されていましたがなんと吉本興業の劇場ができます。

めちゃくちゃうれしい反面、東京ドームやTDCホールのイベントが重なったら各駅パンクするんじゃないかという区民としての不安もありますが一旦忘れます。

地元に吉本の劇場ができるなんて、中学生の私が知ったら白目剥いて倒れることでしょう。今から楽しみです。

 

今回は開業からラクーアをヘビーユーズしている文京区民の目線で、リニューアル後の見どころを3点に絞ってお伝えしたいと思います。

お伝えって広報担当かよって感じですが、お伝えします!!!!!

 

①テイクアウトメインのフードゾーン

やはりこれは一番の改良ポイントではないでしょうか。

RF1・イーション・さぼてんの3店舗だけでも、デパ地下さながらのラインナップ。

ここは上野松坂屋であり、西武池袋本店であり、東武百貨店でもあるのです。

さらに千駄木越塚やヤナカコーヒーといった周辺地域で発祥した店舗の出店も非常に魅力的です。

(千駄木腰塚で昔よくお肉買ってたけど、気づいたらコンビーフがめちゃくちゃ有名になってるし新宿の高島屋のレストラン街にお店もできててびびった…流行りすぎ…)

フードゾーンで購入したものはラクーア内のテラスなどでも食べることができるそうで、今のご時世的にもぴったりです。

ちょっといいお惣菜買うのにわざわざ池袋まで出なくていいの本当に便利!ありがとう三井不動産

 

②古参・成城石井×新参・カルディ

後楽園エリアを中心として見た時、一番近いカルディは池袋でしょうか。

私は以前からラクーアとは言わずとも、後楽園エリアにカルディができることを待ち望んでいました。

一方私の母は「ラクーア成城石井がある限り、後楽園にカルディはできない」の一点張り。

一時期は幾度となく殴り合いの喧嘩になったこともありました。

今回証明されました、成城石井とカルディは相互補完関係であるということ。

人間は少しダメな部分があるとかえって魅力に感じるみたいなことあるじゃないですか。

足りないままでもいい。でも、足りない同士が補い合うって素敵なことじゃないですか。

成城石井とカルディはきっと仲良くやってくれるはず。少なくとも私は成城石井でマドレーヌを買った後に、カルディへ塩けんぴを買いに行きます。ありがとう三井不動産

 

③お待ちかねのスリーコインズ

手堅いと思います。ドームのライブ前にスマホの充電がなくなりそうなのに今日に限って充電器のコードが死んでる、でもここで買えばいいじゃん!ってスリーコインズに救われてる20代女性が私の頭の中にいます。

ラクーアの雑貨屋系、いまいちパッとしなかったんですよね。一番跳ねたのヴィレヴァンくらいじゃないかなと思うほど。

今回できるとしたらダイソーのおしゃれラインブランドのStandard ProductsかTHREEPPY、もっと欲張ってFrancfrancできても悪くはないよね?と思っていました。

でも最近のスリーコインズすごいよね。品揃えがやばい。800〜1000円台のものでも、この値段でこれ買えちゃうの?!みたいな驚きがある。

めちゃくちゃ需要あると思うし、ピンチの時に救ってくれそう。ありがとう三井不動産

 

とにかく全体的にワクワクが止まりません。

個人的にはピエトロのレストランも結構楽しみです。会社帰りにひとり飲みします。

ケユカもいいよね。無印でキッチン用品探しててなんか求めてるのと違うな〜と思ったらケユカあるじゃん…!!!みたいな。ケユカに救われる人も多そう。

 

あとめっちゃ偉そうに今後期待する点を述べるとしたら、ビームスジャーナルスタンダードユナイテッドアローズあたりのメンズ・ウィメンズ・キッズの3ラインが揃うアパレルブランドが入ったらよいのではと思います。

近くにタワーマンションも建ち、高級志向なファミリーは増えてきているはず。絶対売れると思う。私も見るし!そしてきっと買うし!

 

2023年の文京区、かなり熱いです。皆様もぜひお越しください!

ラクーア公式アンバサダー就任したい!!!

 

私の心は燃えている

 

ここ数年で気づいたのですが、私は仕事とプライベートを完全に分けておきたい派でした。

 

大学を卒業して働き始めてから6年ほど経ち、職場の人と友達のように親しくするのが苦手かも…と思い始めました。

自分の好きなものとか興味関心があることを話すのも面倒だし、話してる暇があるならさっさと仕事終わらせて帰りたいって思う。

 

いや、書いてる本人も冷酷な人間だと思うよ。ドライすぎると思うよ。

昔から人と接することは好きなので、まさか自分がそんな考えを持っているとは思わなくて気づくのにめちゃくちゃ時間がかかりました。

 

年末になると友達から「職場の飲み会とかある?」とか聞かれても、「あっても断るかな」と言ってしまう始末。血通ってる?

コロナ渦以前ですが、前の会社で3次会くらいまで参加したことがあって楽しかったけど、これ毎回はさすがにだるいなと思いました。

それがきっかけなのか、部署の歓送迎会までもだんだんと鬱陶しくなるという非情さ。

今の会社は自分が入った時の歓迎会はありましたが、その数ヶ月後にコロナが流行り始めたのでそれが最初で最後の飲み会となりました。ラッキーすぎる。

 

かといって職場の人が嫌いなわけではありません。人に恵まれているという自覚はめちゃくちゃあります。

仕事のお手本となった方もいて、その人がいなかったら今の私はなかったと思っています。ほらちゃんと血通ってるよ私!

今の部署は年齢層高めで程よい距離感保ってくれる人が多いので余計な話をする必要もないし、私も余計な話を聞き出すことはしません。

心からやりたい仕事をやってるわけではないので、「そつなくこなす」というのが仕事におけるモットーです。あと相手になめられないようにすること。ヤンキーなんで卍

仕事なんて大変なことや嫌なことがあって当然だし、かえって良いことがあった方が怖いとも思ってしまいます。

 

そんな仕事に対してのモチベーション低めな私ですが、この度職場でめちゃくちゃうれしいことがありました。

 

大事件だと思いませんか。この私に、職場でハッピーなことがあったんです。なんか三重県の方で真っ白な大蛇とか発見されそう。そのくらい珍しいことです。

 

事の経緯をお伝えいたします。

 

弊社は某大手不動産会社のビルに入居しているのですが、それはもう管理が行き届いています。

日中は頻繁に清掃員の方が掃除をしていたり、エントランスにはおそらく生花で作られた大きなアレンジメントが飾られていたり、熱帯魚が入った水槽が置いてあったりと至れり尽くせり。

また12月になると大きなクリスマスツリーが飾られて、その周りを囲むようにポインセチアの鉢が置かれます。

 

ポインセチアはこれですね。クリスマスといえば!って感じの赤い花です。

私が今の会社に来たのは3年前なのですが、初めてのクリスマスを迎えた時に同じ部署の人に言われました。

 

「あのツリーの周りのポインセチアはもらえるんですよ」

 

その時は、へぇ~そうなんだ~と思いました。管理会社めちゃくちゃ太っ腹だなとも思いました。

たしか24日か25日だったと思いますが退勤しようとすると、エントランスにはたくさんの人がいてポインセチアを持ち帰り用のビニール袋に入れていました。

 

弊社の退勤時間は17:30、決して遅い時間ではありません。(※現在は17:45になってます)

ただ他の会社(大手通信会社とか)はおそらく残業がえぐいようで、その時間帯に休憩を取る人が結構いるみたいです。

たしかに、たまに14時くらいに遅めのお昼休憩取ると明らかに内勤ですよねって人がウロウロしています。我々に勝ち目はありません。

 

なんか、いいなぁ。

 

ポインセチアがすごい好きなわけでもないし、植物が特別好きなわけでもない。あとタダでもらえるものが好きなわけでもありません。

抽選でもらえるという淡い期待に心を擦り減らすくらいなら買った方がいいと思うくらい超現実主義です。(←また自分の冷たさにびっくりする)

 

だけど、なんか魅力的です。

こんな冷たい私ですら虜になるほどポインセチアにとてつもない魅力があるのか、それともただ欲しいだけなのか。全く分かりません。

さらに深く考えてみたのですが、私の思いつく限りでは

 

・この会社で働いていることによる恩恵を享受したい

・自分の持つ権利を行使したい

・この組織に属する旨味を感じたい

 

といった理由が挙げられました。端的に言えば、普段私には無機質に見える職場でやっぱり何かしら得をしたいのだと思います。

でも今の会社にいる限り、きっとこのポインセチアをもらうことはできない。

毎年クリスマスになるとポインセチア争奪戦に勝利した人々を羨ましそうに眺めながら帰路についていました。

 

今年もクリスマスはやってきました。

いつものごとく入口に飾られたツリーの周りには数十個のポインセチアが並んでいます。

立派に咲き誇っている大きな赤い花びらに腹が立ちました。だってどうせもらえないんだから。

 

12月22日、出社してしばらくすると1通のメールが来ました。

件名には「ポインセチアをお配りします」と書いてあり、管理会社からのメールが転送されているようで本文の下部を見ると

 

 

「例年先着でお配りしていたポインセチアですが、今年は各テナント様に配付数を決めてお配りすることとなりました」

 

 

ま じ で

 

 

弊社に配られるのは6鉢。応募者多数の場合は抽選を行うという内容でした。

ひとまずメールを読んだ瞬間、希望する旨急いで返信をしました。30秒ほどだったと思います。

善は急げ、チャンスを掴むために求められるのはまず判断の速さです。

世界で活躍するトップビジネスマンは、いつだって「それいいね。やってみよう。」の一言で革命を起こしてきました。

世界にムーヴメントを起こさずとも、私自身の世界を股にかけてやろうじゃないか…!(?????)

 

私は23日と26日がテレワークの予定だったので当選したとして、ポインセチアを持って帰れるのは27日。

会社から家までは結構近いのですが、人々の心がお正月へ向かっているところポインセチアを持って街を歩くのはなんだかちょっと気が引けました。

もし当選したら、23日は出社しよう。そのような算段までしていました。

 

ちょうど部署の上長が取りまとめをしていたので、15時ごろの時点で何人くらいから応募が来ているのか確認すると14人とのこと。

 

 

約2分の1…の魔法…ではなくて確率…

 

 

私は職場であまり何かに対して前のめりになることがないので、周りの人にかなり不思議な目で見られました。

テンションの上がりきった私を見た上長は「抽選作業やる?」と声をかけてくれました。

ほんの数秒の間に大役を仰せつかってしまいました。さすがにそんなつもりではなかったけど、せっかくなのでやることにしました。

 

抽選は総務的ポジションにあたる弊部署にて、あみだくじによって行われました。

公正を期すため数名がランダムにあみだくじに複数の線を引き、第三者が見守る中での結果開示となりました。

なんと実際にあみだくじをやったのは私です。ピンクのマーカーで引く線が震えます。

 

その結果…

 

 

 

 

 

 

 

当選。



 

誤解を招かないようにお伝えしますが、一切不正は働いておりません。

強いて言うなら応募者には番号が割り振られていたのですが、それはメールを受信した順番で私は1番でした。そしてあみだくじでも1番が当選した。

善は急げは間違いではなかった。普段からフットワークは軽く、レスポンスは早くを心がけてきてよかった…!!!

 

このポインセチア、驚くべきはその大きさです。400mlのボトル缶と比べるとこんな感じ。(溢れる実家感ごめん)



 

これ無料でもらえちゃうのやばくない…?

青山フラワーマーケットとかだと、この半分くらいの大きさで3,000~4,000円とかするんじゃないかなと思います。

花も葉もしっかりしてて、ちゃんと手入れすればかなり楽しめそうです。

今のところすぐ枯らす自信しかないので、が、がんばります…。

 

今の会社での4回目のクリスマス、ずっと欲しかったものが手に入るなんて思ってもみなかったです。

部署の皆様には「絶対当たってほしいです!」と応援してもらったり、「よかったですね!」とお祝いしてもらったりと優しい声をかけてもらいました。

ただ「こんなにガツガツしてるところ初めて見ました!」って言われたのはちょっと恥ずかしかったです。卑しさMAXですみません。

 

「私の心は燃えている」は、ポインセチア花言葉の1つです。

たしかに、私の心は燃えていました。

 

来年も私のように、心を燃やしている人の手に渡りますように。

 

芸人になったら出囃子にしたい曲7選

 

芸人になりたいんですよ、私。

 

今でも思います。でも芸人になるからには絶対売れたいので、これからなるとしたら40〜50代くらいで突然NSCに入って大学院とか通いながら活動みたいなのが理想です。エド・はるみ的な感じ。

20~30歳くらい歳の離れた同期に"ババア"呼ばわりされたいし、エピソードトークとかでガンガン出してもらえるような芸人になりたい。

あとコンビを組むんだったら絶対に男性と組みたいです。同性の友達とふざけあうのは好きだけど、女と目から血が出るほどおもしろいこと考えているところは全く想像がつきません。個人的には男女の方が漫才であってもコントであっても、ネタの幅が広がりそうでワクワクします。

 

唐突になんだって感じですが、お笑い芸人になるという夢は私の人生から切っても切り離せないものになっていました。

物心ついた頃から人を笑わせるのが好きだったし、日常でも「おもしろいか、おもしろくないか」という判断基準の元に行動してます。

それってどうなんだ…?とも少し思いますが、昔からそうなので簡単に直せるものでもないです。

 

中学3年生の頃、担任との面談で「将来の夢は?」と聞かれて私は馬鹿正直に「お笑い芸人になりたいです」と答えました。

本当に思っていたけど、担任の「ま〜たそんな馬鹿なこと言ってしょうもない…」みたいな罵倒待ちでもありました。

みんなもそうだったと思うけど、中学生の頃なんて自分の夢とかやりたいこととかちゃんと聞いてくれる大人なんていないと思っていたから。

でも担任は「めっちゃいいじゃん!私の友達も芸人やっててさ!◯◯ってコンビなんだけど〜」と、めちゃくちゃ肯定してくれました。

それがとてもうれしくて、10年以上経った今でも鮮明に思い出せる大切な記憶です。

でも私を越える熱量で話し始めるもんだから圧倒されました。あれ、もしかしてそれが狙いだったのか…?

 

高校生の頃はパンサーの向井の出待ちをして、「大学通いながら養成所行くの大変でした?」って質問したりもしました。

彼は芸人になる代わりに、大学は絶対卒業しなさいという約束を親としていたらしいです。(お父様は大学の名誉教授)

その頃の私の夢は「大学で絶対に心理学を勉強する」だったので、そもそものベースが違いました。

だから全く参考にならなかったけど、これもいい思い出です。

 

あと10年前くらいに母の親友と会う機会があって、その時に「かおちゃん(※)が高校生の頃、『うちの娘、本当にお笑い芸人になっちゃうんじゃないか心配』って相談されたんだよ~」と言われてびっくりしました。ごめん母…さぞかし不安だったろう…。

私の母も中高一貫の女子校出身だったのですが、その親友とは中学生の時から友達なんだそう。

私も母と同じ学校が第一志望で、入試前にはその親友が校章にちなんだハートの形のパワーストーンをくれて応援してくれてました。めっちゃ素敵な人…(泣)

第一志望は落ちてしまったけど、そのパワーストーンは今でも大切に保管してます。はい、ちょっといい話でした。

※家族や幼少期からの知人に「かおちゃん」と呼ばれることが多いです。

 

そんなこんなで来年三十路を迎えるゴリゴリのOLなのに、まだお笑い芸人になるという夢を諦められません。

もはや出囃子を鳴らすために芸人になりたいと言っても過言ではないかもしれない。

今すぐ芸人になるという未来はありませんが、今回は芸人になった暁に出囃子にしたい曲を紹介させてください。

出囃子にしたいだけではなく、どれも純粋に大好きな曲なのでよかったら聴いてみてね!

 

 

①DAOKO/Juicy

youtu.be

これ第一候補です!!!!!

イントロの明らかに「これから芸人出てきますよ」感がすごい。(DAOKOに失礼)

あとイントロ~Aメロの長さがめっちゃちょうどいいです。コンビよりは、ピン芸人で活動する時に使いたい感じ。

この曲が入ってる「THANK YOU BLUE」ってアルバムがめっちゃ好きで、よく聴いていたし今でも定期的に聴きます。

フェスでDAOKO観た時、めっちゃ感動したな…そして美人で細かった…。

DAOKO様は出囃子に使うことをお許しくださるだろうか。

 

 

②Ginger Root/HOLLY HELL

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2022年の夏一番聴いたGinger Root。これもJuicyと同じくらいイントロ~Aメロまでの長さがちょうどいい。

ピンでもコンビでも違和感ないです。めっちゃ個人的な感覚だけど。

Ginger Rootの曲はどれも好きなんですけど、これ聴いた瞬間「ルミネtheよしもとの舞台袖で明転待ちの私」が容易く想像できました。

年明けに来日公演があるのですが、海外アーティストのライブ行ったことなくてビビッてチケット取れませんでした。次回こそは…!!!

 

 

獄門島一家/金星

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相席スタートトークライブのオープニングVで使われてました。お二人の雰囲気にめちゃくちゃ合ってたので、私なんかが使えないけど…使いたい…。

これはもちろん男女コンビを組んだ時に使いたいです。いいネタやりたいなぁって、モチベーションが上がる出囃子です。

女王蜂の曲も出囃子に使いたい曲多いです。DANCE DANCE DANCEとか、超・スリラも良い。

成熟したイメージなので、それなりに社会の厳しさを知った人間の方が合っているような気がします。その点で言えば私もいける…?

 

 

ドレスコーズ/Trash

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私が高校生の時から大好きな志磨遼平様のバンド、ドレスコーズの名曲です。

ドレスコーズの曲を出囃子に使うなんて私にとっては冒涜に値する行為なので絶対使えませんが、この曲もイントロ~Aメロまでの長さと雰囲気が良いです。

私が使いたいというよりは、静かめな雰囲気の男性のコンビに使ってほしいかも。コマンダンテとか男性ブランコみたいにアースカラーのスーツ着た感じの。

 

 

⑤婦人俱楽部/そいえば台湾

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Spotifyのサジェストで出てきて、何となく聴いたら好きになった曲。

これは女性コンビのイメージかも。ハイツ友の会の出囃子が曲名は分からないのですが中華っぽい感じで、この曲と似てたので女性コンビのイメージが強まりました。

最初の一音にインパクトがある曲はなんだか安心します。

フットボールアワーLOSALIOS/BOOZとか、ニューヨークのThe Storokes/New York City Copsのようなジワジワ始まって出てくる頃にガンガン盛り上がる系の曲なんて緊張しちゃって使えないです。

この2組、痺れるくらいかっこいいのでぜひ出囃子が鳴る劇場で一度ご覧いただきたいです。

めちゃくちゃ脱線しましたが、そいえば台湾は今のところ使ってる芸人はいなさそう…?穴場曲(?)です。

 

 

The Cardigans/Carnival

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幼少期、父が運転する車の中ではSMAPのCD・BOOWYのCD(違法ではないけど入手経路がやばい…)・洋楽のコンピレーションアルバムが流れていました。

その中に入っていた一曲で、非常に聴き馴染み深いです。

これで出てきたらめっちゃ洗練されたネタ披露しなきゃというプレッシャーがやばそう。淡々と確実に笑いを取っていく感じ。

私みたいに1000本ノックで1本ヒット打てたらOKみたいなスタイルには向いてない。

奇遇にも男性ブランコとヒコロヒーの出囃子がフランス・ギャル/夢見るシャンソン人形だそうなのですが、それと通ずるものがあります。2組とも落ち着いた大人の雰囲気を纏ったネタが魅力的です。

でも夢を語るのは自由だもんね、いいよね。いいネタができたらこの曲に変えようかな。

 

 

⑦泰葉/フライデイチャイナタウン

youtu.be

もはやこれは禁じ手かもしれない。

あと、忘れる。というお笑いコンビがすでに出囃子として使用しているそうです。先を越されました。

世代的に金髪豚野郎云々の一件から知って聴くようになりましたが、歌詞やメロディーはもちろんのこと伸びやかで美しい歌声が魅力的な曲です。

去年の秋に藤井風のYouTubeを隈なく観ていたのですが、この曲のカバーがめちゃくちゃ良くて完全にその延長で原曲もガキ使で山崎邦正が歌っていたのも観ました。

TikTok(?)で流行ったようで今年に入ってサブスクも解禁され、Spotifyのプレイリストに追加できたのがうれしすぎます。毎日聴いてる。

これは曲と泰葉のイメージが強すぎるから、それを塗り替えるくらいの存在感とネタのおもしろさが問われそう。非常にチャレンジング。

 

 

これ書いてて思った。

私が老衰で死ぬ時「お笑い芸人になりたかったなぁ…」ってつぶやいて息絶えそう。