昔からひとり行動が好きで、割とどこへでも行ってしまう。
食事はもちろんのこと、スーパー銭湯的なところや県外への旅行もコロナ以前からよく行っていた。
誰かと一緒にどこかへ出かけたり、おいしいものを食べたりするのはとても楽しいこと。そんなことは分かっている。
だけど、○○へ行ってみたい!○○を食べてみたい!という好奇心が勝り、気づくとお店にいる。何か食べている。
"人を誘う"というステップが面倒だと感じることも多々ある。(関係各位、誠に申し訳ございません)
ますます人を誘いづらくなった今、まだひとりでやっていないことは何かと考えたところ1つありました。
ひとり飲みです。
食事の時にお酒を飲むことはあったが、たしかに今まで飲酒メインでお店へ行ったことがない。
大人数の飲み会なんてこのご時世もってのほか、しばらく大量の酒を飲む機会もなかった。
その上今年の1月ごろから数ヶ月の間、謎に禁酒をしていた時期があった。なんか、温かい紅茶をひたすら飲んでた。なんでだろう。
コロナ渦になってから、よく行っていた飲食店がなくなるという悲しいニュースが多い。
最近は近所のバーミヤンが突然閉店した。酒類の提供が再開されたら、小籠包とビールのマリアージュを楽しむ予定だったのに。
そんな時、ひょんなことから家の割と近くにサイゼリヤができたことを知った。半年以上も前に。
影あるところに光あり。いいニュースもあるもんだ。それでコロナだから知るのに半年かかった。
実はサイゼリヤにはあまり行ったことがなく、特にサイドメニューをあまり食べたことがなかった。
ミラノ風ドリアとドリンクバーで満足していた高校時代とは違う。金額を気にせず注文できるのがアラサーOLひとり飲みの醍醐味だ。
まずは生ビールを2つ注文。
この夏、サイボーグAD飯岡チャンネルにはまりよく動画を観ていた。
彼女が「どうせ飲むから」という理由でファーストオーダーから生ビールを3つ注文するのを見て、羨ましいと思っていた。
私はお酒の中だったらビールが一番好きなのだが、炭酸が苦手でいっぱい飲むことができなかった。
飲み会でも最初の1~2杯が限界。できることならビールをたくさん飲める人と胃を交換したい。(サラッと怖いこと言う)
でも謎の禁酒により胃がリセットされたのか、最近前よりは量を飲めるようになってきた。
この日は店内がかなり混み合っており、この生ビール2杯が来るまでに10分ほどかかった。2杯頼んでよかった(*^▽^*)
さらに5分後、料理が届き始める。
手前から、辛味チキン・ブロッコリーのくたくた・チョリソー・プチフォッカです。
この日、どうしてもウインナーが食べたくてチョリソーを注文。ビールにめちゃくちゃ合いました。
辛味チキンは初めて食べたのですが、聞いていた評価が高すぎて「ふ~ん…」って感じでした。すみません。
そして私の虚弱な胃を刺激するチキンの油分。唐辛子パウダーとかかけたい感じ。胃、逆に死ぬかな。
プチフォッカは、ご自由にお取りくださいゾーンにあったオリーブオイルに塩をかけたものに付けました。ブロッコリーのくたくたとも合う。
隣の席に3~4歳くらいのお子とママがいたのですが、そのお子が私のプチフォッカを指差して「あの人が食べてる三角のやつ食べたい」と言っていて思わず微笑みました。ひとりで。
まずその年齢でちゃんと食べたいという意思表示ができる時点で100点満点。
それに対して「ダメ!もう食べられないでしょ!」と却下することなく、ちゃんと注文してくれたママも100点満点。満点親子です。
このあたりでチョリソーの油分がきつくなる。ビールで流し込み、胃を騙します。
3杯目のビールと、コーンスープ。
150円とは到底思えない、かなりミルキーなコーンスープ。商売する気ないですよね。最高です。
ここで大変なことに気づきます。
チョリソーが食べた過ぎるがあまりに、今日絶対に頼もうと思っていたフリウリ風フリコを注文し忘れるという痛恨のミス。
すでにお腹は9分くらいの状態。そこに潰した芋とチーズを詰め込むなんて、常人が思いつくことではありません。いかれちまってます。
はい、いかれた人間です。
やみつきスパイスをかけるとおいしいと聞いたので一緒に注文。めっちゃ合う。あと5杯くらいかけたい。
ここで残りのチョリソーを一口食べるごとに、胃を殴られるような衝撃が走る。残念ながらもう限界だ。
チョリソーが2本少なければ、あとビール3杯はいけたんじゃないか。それはそれでヤバいか。
次回は一番最初に生ビール2杯とフリウリ風フリコを頼もう、そう心に誓った。
ひとり飲み、完全にはまったのでまた近々行きます。そしてブログのネタにします。
そして、このブログのタイトルが「ひとり飲み探訪記」にならないように気を付けます。