28日のブログ

毎月28日に更新します。

私はただマイケル・ジャクソンになりたいだけ

最近ふと、この曲を思い出しました。

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大学生の頃にリリースされ、ラジオ番組でもパワープレイされていました。

恥ずかしながら、マイケル・ジャクソンの楽曲にこんなものがあったとは知りませんでした。

ジャスティン・ティンバーレイクがとっても可愛いのでぜひ見て。

 

マイケル・ジャクソンといえば、"人物"ではなく"カルチャー"というイメージが強いです。

私が生まれた頃には当たり前に世界を席巻済みで、誰かがやってるマイケル・ジャクソンのものまねを見る機会の方が多いといった状況でした。

ちなみに私の母は来日公演に行ったことがあるらしい。羨ましい限り。

 

また高校生の頃、同じクラスにマイケルのことが大好きな子がいたのが今でも印象に残っています。たしか奇しくもマイケルが亡くなった年に同じクラスでした。

当時公開された映像作品「THIS IS IT」やマイケルのダンスについて熱弁しており、同世代でこんな熱心なマイケルファンを彼女以外に見たことがありません。

しかしやっぱり私にとっては偉大なアーティストというイメージが強く、マイケル・ジャクソンが好き=お菓子が好きくらいのスケールのでかさを感じていました。

 

前述の「Love Never Felt So Good」のMVを観ていると、デンジャラス・ワールド・ツアーのライブ映像にたどり着きました。

ちょうど私が生まれるか生まれないかくらいの時に公演されたようです。マイケルのライブ映像をちゃんと観たのは初めてではないでしょうか。

 

今まで何度も耳にしたことのある名曲で構成されたセットリスト。そしてその曲のリミックスで披露されるダンスパフォーマンス。どの瞬間を切り取っても、彼こそが「キング・オブ・ポップ」なのだと思い知らされます。

よくマイケルが仁王立ちしているだけでファンが失神したと言われていますが、こんなの失神しない方がおかしい。平静ではいられません。

 

そして何よりも強く感じたのは、マイケル・ジャクソンの影響力です。

このように書くと薄っぺらく聞こえるのですが、ライブ映像を観ていて「この演出、あの映画のシーンにあったよな」とか「このメロディーって他のアーティストのあの曲にも使われているよな」みたいなのがいっぱいあったんです。

マニアと言えるほどではないのですが、たまに映画を観ます。年間平均で10本ほどでしょうか。少ない方だと思います。

それにもかかわらず、今まで観た映画がいくつも頭に浮かびました。私でさえそのように感じるのだから、凄まじい数の映画や音楽にカルチャーとしてのマイケル・ジャクソンが散りばめられているのでしょう。

いわばマイケル・ジャクソンサブリミナル効果。サブリミナルどころではない。全編マイケルのオマージュと言っても過言ではないかもしれません。

 

こんなすごい人が最後のワールドツアー直前に亡くなってしまったのだと思うと、今更ですが残念でなりません。

ウィキペディアに載っている、開催予定だったTHIS IS ITツアーの公演日程を見て涙が出そうになりました。

 

私が中でも好きな曲が「Smooth Criminal」です。

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タモリ倶楽部空耳アワーで「朝からちょっと運動(As he came into the window) 表参道(It was the sound of) 赤信号(a crescendo)」という投稿があってツボだったのですが、この曲に対しては今までその印象しかありませんでした。

 

いや~痺れる。振り付けこんなかっこよかったんだ。コピーしようと思ったけど速すぎて覚える気にもなれませんでした。情けない。有名なゼログラビティもこの曲のパフォーマンスですね。

 

「Billie Jean」や「Beat it」もかっこいいのですが、やっぱり個人的にはこれが刺さる。衣装もマイケルにしかできない着こなしに見えます。

いろんな映像を観ていくうちに"カルチャー"だったマイケル・ジャクソンが、とても身近な存在に感じられていきました。そして私がたどり着いた結論が、

 

これどっかで披露できないかなぁ…

 

このブログを読んでくれる方はすでに重々承知かと思うのですが、私は一般とはどこか違う行動をする場合が稀にあります。まあ簡単に言えば頭が沸いているんですね。

幼少期に不思議の国のアリスを観た時、私にはあまり不思議な世界に見えませんでした。さらに冒頭でアリスが「(私の世界は)全てとんちんかんで、妙ちきりんで、あべこべなの」と言うのですが、共感しかありませんでした。生まれた時からずっと虚構の世界を生きているのです。

なので私と正面から向き合わない方がいいですよ。自分でも己の思考が馬鹿馬鹿しいと思う時あるので(^_^)☆

 

この令和の時代にマイケルのパフォーマンスに挑戦?どこかの学校の文化祭で男子生徒が完コピしている動画もありました。もう散々擦られています。

だけど、私も「Smooth Criminal」をやってみたい。踊り切ってみたい。マイケルの魂が私の身体に入ったのではないか、そんな気さえしています。(大丈夫ヤバイ宗教とか入ってないから大丈夫だから)

 

先日母と話している時、どんな流れだったかは忘れましたがこの構想について話す機会がありました。

私の母、最近気づいたのですが昔は若干毒親気味でして。かなり保守的な考えを持っていて、私がひとたびエキセントリックな言動をしようものなら全力で否定するような人格でした。そんな母が心底嫌いで関わりたくない時期もありましたが、今はかなり、いや、完全に近いくらい解毒されたので良好な関係を築けています。

しかし、さすがの母もこれは止めてくるんじゃないかなと思っていたのですが飛び出してきた言葉は…

 

「え~めっちゃいいじゃん!絶対やりなよ!」

 

絶対かおりんぐが「Smooth Criminal」やった方がいいらしいです。(by ナイチンゲールダンス)

なんか逆に止めた方がいいんじゃないかと思いました。激しく勧めることで逆に思いとどまらせるみたいな、巧妙な作戦なのではないかと。

悲しき記憶ではあるのですが、昔から母に否定されることで冷静さを取り戻していた節がありました。

私は何とか母から冷酷な一言を引き出したく「でもさ、白のでっかい垂れ幕用意して私の影が映る状態から始めたいんだよね。それって結構難しくない…?」(以下参照)

 

母は「そんなの今なんていろんな会場もあるし業者もいるんだからできるでしょ」と言いました。

 

すげぇや。

 

ここ数年の母は価値観OSのアップデートがめざましく、かえって私の方が古いのではないのかと思うこともあります。

良くも悪くも肯定力が上がってしまったが故に、私の突拍子もない頭のおかしな思いつきに対しても「いいじゃん!」と言ってくれるようになりました。

その最たる例が上記です。いや、上記になってしまいました。私が水晶玉買う時も「きれいじゃん!買いなよ!」とか言ってきたら怖いな。正気に戻れそう。

今は解毒した母がこう言ってくれるならもう全力でやり切るしかありません。時間がかかってもいい、今世でやり遂げることはこれ。まさにTHIS IS ITです。

 

実は40歳の誕生日に自費でバースデーパーティーをしようと考えています。

すみません、は?って感じですよね。私もそう思ってるから大丈夫です。でもやりたいんです。どこか会場を借りて、できるだけたくさんの友人・知人を招待して、私の誕生日を出汁にどんちゃん騒ぎする会をやってみたいのです。

タイミングとしてはその時か、40歳までに結婚の予定があれば披露宴でやりたいと思っています。

え?何何?夫が難色示したらどうすんのって?夫側の親族が猛反対するんじゃないかって?

 

そんなのタイマンで決着つけますよ。(不穏すぎ)

 

まあ今のところ結婚相手もおらず何言ってんだって感じだと思いますが、人生ってどうなるか分からないからね!シミュレーションシミュレーション!

私にはごく一般的な挙式・披露宴を盛り上げるポテンシャルはないと思っているので、自分の身を削ってでも"参列者に楽しんでもらいたい"という気持ちが強いです。だから何でもやりますよ。で、とにかくおもしろいと思われたい。"おもしろいか/おもしろくないか"が私の価値基準なので。笑いのセンスが光る式だったねー!とか言われたい。その方がうれしいもん。え、そんな式逆に誰も望んでない…?人生むず。

 

いつ披露することになるかは未定ですが、ひとまず40歳までにはムーンウォークができるようにならなければなりません。

ブログにこんな決意表明を書いている時間は本来1秒たりともなく、私は一刻も早くダンススクールの門を叩きお試しレッスンを受けなければならないのです。

 

30歳にして人生の中でマイケル・ジャクソンがここまで急接近したのには、きっと何か意味があるはずです。意味がなくたっていい、自分で意味づけをしていきます。

 

もし個人でバースデーパーティーができるような会場の情報をご存知の方がいらっしゃいましたら、ご一報いただけますと幸いです。

その際は「マイケルジャクソン1名が踊れるスペースを確保できる」という条件でお願いいたします。

 

(これはまじのお願いで、ダンススクールの情報知ってる人がいたら教えてください!)