肌がきれいだねと言ってもらえることが多いです。
純粋にうれしいです。会う度に言ってほしい。言ってくれた人全員に焼きたてフィナンシェとかあげたい。
今までニキビとかもあまりできず、申し訳ありませんが肌トラブルで悩んだこともあまりないです。
高校生の頃、同じクラスの子に「どうしたらそんな肌になるの?」と聞かれた私はこう答えました。
何もやってない。
はい、読んで字の如くです。多くの方が私を殴りたくなったことでしょう。
化粧水は2〜3ヶ月に1回しか塗らないという体たらくぶり。
いわゆるファンデーションは成人式の日に一度使ったきりです。
現在のベースメイクも化粧水・日焼け止め・パウダーしか使っていません。
ただ、何もしないのには理由があります。
前提として、私は肌がとても弱いです。
通っていた幼稚園の裏庭にイチジクの実が成り、みんなで食べました。おいしかったです。
翌日、私の手指の股には湿疹ができていました。
ココナッツミルクに小さいタピオカ入ったやつあるじゃないですか。そのタピオカくらいの大きさの水泡ができました。
おそらく少し傷がついたところに菌が入ったのではないかとのことでした。
他の友達は何もできていませんでした。
小学生の頃、GWになると北関東にある知り合いの家へたけのこを掘りに行っていました。
草むらを走ったり、お花を摘んだり、普段は経験できない自然と思いっきり触れ合える機会でした。
翌日、私の腕と足には湿疹ができていました。
その症状はチャドクガ皮膚炎と呼ばれるもので、チャドクガという虫に付いている毛が皮膚に付着することで炎症を起こすんだとか。
画像検索しない方がいいです、めっちゃ気持ち悪いんで。自己責任で。
7年ほど前、仕事が決まらず精神的にかなり参っている状態が数ヶ月続きました。
しばらくすると、私の首と手に湿疹ができました。
皮膚科でメンタルの部分を特に説明しなかったので明確に診断はされなかったのですが、ストレス起因だと首に湿疹できるみたいですね。
6月ごろだったので時期的にあせもかなと思って放置してたら悪化しました。
この話は以下にも少し記載しております。
とにかく、事あるごとに湿疹ができやすいです。
一般的に、体調を崩したり調子が悪い時って弱いところに症状が出るって言うじゃないですか。それです。
先日京都へ行った時も鴨川沿いをしばらく歩いたら、帰りの新幹線くらいからふくらはぎの前面が痒くて家帰ったら赤い湿疹できてました。草むらに肌触れてないのに。
あと中学生ごろになると少しずつメイクし始めますよね。私もマスカラやリップなど、手を出しやすいものから買っていました。
でもその反面「化粧品で顔全体が湿疹だらけになってしまったらどうしよう」と、ずっと不安でした。
実際、10年ほど前に某プチプラブランドのチークで頬が荒れてしまいチークいらずになったことがあります。
なので、ひょっとしたら毎日ファンデーション使うのは今も危険かもしれません。
顔に湿疹ができると、たぶん一切のメイクができなくなるじゃないですか。
それが怖すぎて極力肌に何もつけない、つけるものはよく選ぶということを徹底しています。
そんな肌弱ズボラ系女でも、ひょっとしたらさりげなく日常の中で参考になることをしているのではないか…?と思いブログに書いてみます。
もしかしたら生卵や怒号が飛んでくるかもしれません。そのへんは覚悟の上です。
マジレスをすれば、乾燥肌寄りの方だったら参考になるかもしれません。
①朝の洗顔後、次に肌に触れるまで右手は使わない
どういうことだ…?と思うかもしれませんので、ご説明いたします。
朝は37~38℃のぬるま湯で2回ほど顔を水で洗います。その後は化粧水→日焼け止め→パウダーという流れになるのですが、コットンで化粧水を塗るまで右手で何も触りません。ドアノブ・携帯・化粧水のボトルすら触りません。
全て左手で対応し、神聖なる右手で化粧水ビチャビチャのコットンを顔に塗ります。
実は、若干潔癖気味なんですよね。コロナ云々の前から除菌シート常備してたくらい。生活に支障ない程度ですが。その影響もあって、このスタイルが確立されました。
②絶対にタオルで顔を拭かない
お風呂上がりは顔ビチャビチャのまま服着ます。そしてティッシュでそっと押さえます。
これも潔癖だからという理由の方が強いかもしれません。タオル苦手なんです。実家の共用ハンドタオルほぼ使いません。いつも使い捨てのペーパータオル使ってます。
これ私の祖母も同じなんです。隔世遺伝。血は争えない。
③お風呂から出たら、化粧水ビチャビチャのパックを10分
結局乾燥肌なので、これが一番でした。
パック毎日やるな的な有識者の声もよく耳にしますが、10分という時間を守れば問題ないと個人的には思います。
あと重要なのは化粧水でビチャビチャにすること。ルルルンの箱に入ったパックに化粧水直入れして浸してます。
パックも化粧水もルルルンで揃えてたのに化粧水が販売終了となってしまい、最近無印のしっとり化粧水みたいなやつに泣く泣く変えました。でもまあそれもいい感じです。
④冬は2日に1回ニベア青缶を全顔に乗せる
昨年の冬、頬を中心にあかぎれの手前のような感じになりました。化粧水が染みるほどでした。
こうなると液体ではどうにもならないことは明白。濃厚なクリームで蓋をするしかない。
ちなみに塗るのではなく、乗せます。キャンバスに油絵具を重ねていくイメージで。そして1ヶ月でニベア青缶のでかいサイズを全て使い切る勢いで。
これ、そのまま顔の産毛を剃ったりもできるので一石二鳥です。ってかみんなは自分で顔の産毛剃ってる?外注?
⑤毎日続けられるスキンケアを極める
コロナ渦がきっかけでスキンケアを見直しました。乳液を使ってみたり、保湿性の高いクリームを使ってみたり。スキンケアの工程を増やしました。
ただ、長く続かなかった。私はズボラで面倒くさがりなので、手順が多いと全てを放棄しがちです。
化粧水すら塗るのが面倒になってきてこれはまずいと思い、確実にできることだけをやろうと基本に立ち返りました。
私の基本は「保湿」です。とにかく肌の水分量を一定にすることに力を注ぐこととしました。
そうしてから季節の変わり目によくある肌の揺らぎもあまりなくなり、かなり安定しました。やはり何でも無理をしないことが一番です。
こんな感じです。
自分の行動を振り返ると、やはりセミ潔癖が功を奏しているような気がしますので
「美肌になりたければ潔癖になれ」
という格言を残して終わりにします。ありがとうございました。